食品機械向けの材質SUS304の両端加工品
食品機械関係に使用される部品には材料にSUS304を用いる部品が多くあります。写真に写っているのは、SUS304Φ15h7材を使用した加工品です。このように長い加工品の場合は両端を100mm程度加工するだけの製品が多いのですが、長さが1mを超えるものも多く、弊社ではΦ4mm〜Φ80mmまでの長さが1500mm程度までのシャフト加工に対応しています。
キー溝加工にも対応
このような長さの加工品にはキー溝加工が含まる場合も多くありますが、600mm程度までの長さのシャフトであれば複合旋盤において完結させることが出来ます。また安全面の観点からあまり表立ってはアピールすることは出来ないのですが、マシニングセンターの側面カバーを取り外し出来るようにしてあるため、600mmを超える長さのシャフト加工にキー溝加工等が必要な場合には、(安全面は十分に配慮の上で)端面へのキー溝加工等をマシニングセンターを併用させることで完成させることが出来ます。
自社便による郵送を心掛けています
食品機械に用いられるシャフトは材質にSUS304が使われるケースが多く、中でもピーリング材(一般的なみがき材料)よりも研磨材(外径精度を高めてある材料)を用いており、外観のキズやダコンにも注意が必要となるため、よほどのことがない限りシャフト加工をお引き受けする場合には郵送ではなく、自社便で納品させて頂くことにしています。本製品も平塚市のお客様でしたが圏央道が円滑に流れていたこともあって、自社より40分弱でお届けすることが出来ました。圏央道、本当に便利です。