当社ではISO等の認証等は受けていませんが測定機器の年次校正は毎年実施しています。
リピート品を安定して長く提供していくためにはネジゲージやリングゲージ、測定開始前に測定機器の基準
として確認が必要なマスターブロック等、作れるだけでは確認出来ない、そしてただ単に測定しただけでは
証明し切れない測定機器の校正及び証明がなければ証明・保証することにならないと考えているからです。
つまり数モノであれば安く量さえあるならば価格に対して量で薄まるため測定はそこまで品質保証に関する費用は
価格に反映させなくても大丈夫なのかもしれませんが、逆にそこまでの数モノを行わずそれなりにリピート品に対応
するなら、むしろ測定機器の年次校正は必須なのではないかと考えるからです。(年次校正を実施しない会社も多数ある認識)
現在のモノづくりは多くの労働人口に支えられ、かつ経験や勘でモノづくりが出来ていた時代とは異なり、その多くが
CADデータや加工プログラム、工具選定や交換時期のデータ化等で製造結果の大半が成り立っているため、製造と同じくらい
測定、そして測定に使用する機器の管理と機器に関する精度保証はモノづくりを行う上で生命線になりつつあります。
よく商談会等に参加するとISOマスト等の記載がある発注企業を目にしますが、であるならばそれなりの量か、それなりの
価格提示がありきを共通認識にされないまま、いまだに安値探しを続けている企業が多いと参加するたびに認識してからは
徐々に参加を見合わせるようになっています。(参加はゼロではありませんが現実的に対応不可価格な案件があまりにも多い)
ネットを通じてだといまだにやってくれる所がない的な話も耳にする機会がありますが、同じように自社では自身が調達を担当する
立場としてある程度は理解出来るものの、そもそも頼んでいた相手が続けられるような単価で依頼していたのかについて、これだけ
同業他社、そして年金をもらいながら夫婦で的な零細家業的なモノづくりに協力的な方々が減ってしまっている昨今、そろそろ価格の
抜本的な見直しを真剣に考えた方がよい頃合いになって来ているような気もします。
測定機器の年次校正は当社のような事業規模では売り上げ的には毎年実施するのは正直かなり大変です。
とはいえどれだけ使用頻度が薄くても自力では測れないモノづくりに関わり続ける以上は測定機器の年次校正を怠る訳にはいかない。
そんな取り組みなのではないかと思います。
ちなみに偉そうなこと言ってますが私自身は測定室の中では硬度測定機しか扱えません笑
以上今回も拙く限りなく愚痴にしかならない話にお付き合い頂きありがとうございました。
写真は夏休み車で各所を徘徊中に突如遭遇した『装甲騎兵ボトムズ』のスコープドッグです。