HPで謳っておきながらおかしな話かもしれませんが増加傾向のシャフト加工に
対して社内で機械間を移動するのに適した台車を持ち合わせていませんでした。
既製品の台車は持ち運び用の取手兼落下防止があり台車の長さを超えるシャフトの
持ち運びには今一つ不便のままでした。
そんな折、台車の取手とほぼ同じ径のパイプ曲げのご依頼があり閃きました。
台車の取手を切って曲げて取り外し可能にすればいいと。。。
台車の取手を一方だけを切断(ここは安全面を考慮すると結構大事)、同じサイズの
パイプを台車と同じ幅でU字に曲げ、継ぎ手は台車の切断面内径と曲げたパイプの
内径に合うサイズ&切断していない側の取手と同じ高さになるように調整しました。
社内での使用状況はこんな感じです。
ちなみに台車に差し込んでいる継ぎ手は落下防止も兼務するため台車側の継ぎ手外径は
圧入レベルに加工、逆に取り外す取手側は日常的に取り外すため緩めで加工しています。
あまり大きな径のシャフトには使えませんがΦ80程度までなら十分持ち応える優れモノ。
同じようにシャフト加工を生業とされる会社さんには台車の魔改造おススメです。