CATEGORY 材質

本カテゴリではシャフト加工等の切削加工における材料となる鉄、ステンレス、アルミニウム、銅などの金属の特性や特徴、製作部品の事例等をご紹介します。

【場合によっては樹脂加工も】

樹脂の加工も お客様によっては樹脂の加工をご相談されるケースもあり、基本的には樹脂加工を専門にされている協力企業様に依頼しているのですが、材料支給頂くことが多くあるため協力企業に頼みにくかったり、部品を1式でお引き受けしている都合上、嵌め合 […]

シャフト部品加工の材質紹介【銅】

現在一番身近な金属は鉄といえますが、銅はそんな鉄よりも歴史が古い金属なのです。刃物、器、鏡、装飾品などに利用されてきました。C3604は快削黄銅ともいい、被削性を高めるために鉛(Pb)を添加した黄銅です。汎用性に優れ、被削性が高いため時計やカメラの部品、金属模型、弾丸の薬莢、バルブなどの切削加工による精密部品にも用いられます。弊社ではC3604棒材を常に在庫しております。C3604によるシャフト加工でお困りの際はお気軽にお問い合わせください。

シャフト部品加工の材質紹介【ステンレス鋼】

SUS303、SUS304などのステンレス鋼は、鉄(Fe)を主成分として、クロム(Cr)、またはクロムとニッケル(Ni)を含有する特殊鋼(耐食性や耐熱性、硬度、強度、粘り強さ、耐磨耗性、加工しやすさなどの向上のため、鉄に様々な元素を添加した鉄鋼)です。JIS規格(日本工業規格)では、クロムを10.5%以上含有する鉄鋼をステンレス鋼とよびます。英語ではstainless steelといい、その名のとおり錆びにくい(Stain:錆び、Less:ない)鉄として、シャフト等の機械部品からキッチンにいたるまで、生活には欠かせな金属となっています。

シャフト部品加工の材質紹介【アルミニウム】

アルミニウムは代表的な非鉄金属のひとつです。生産量は非鉄金属の中で最も多く、世界のアルミニウム生産量はおよそ5874万トンといわれています。アルミニウムはシャフト加工にも多く用いられ、鉄にはない優れた特徴を数多く有しています。熱伝導性が高いこと(鉄の約3倍)、電気伝導性が高いこと、無害無臭であること、軽量であること(銅の約1/3の重量)、耐食性が高いこと(さびにくい)、切削性が優れていること(加工しやすい)、などの特性が挙げられます。

シャフト加工など金属切削加工に用いられる材料(素材)と条件

代表的なものは日本人なら見たことはあるであろう1円玉です。飲料品の缶から自動車や自転車の部品、新幹線をはじめとする鉄道車両にもアルミニウムが利用されています。弊社では技術力アピールと社員全体の加工技術向上を目的として、本業の合間に下記のような展示物も製作しております。創業70年以上の技術と信頼・実績をぜひご覧くださいませ。弊社ではSUS303,304、C3604、S45C、A5056の丸棒についてΦ80までのサイズを常に在庫しているため、工具さえあればごく短納期にも対応可能です。シャフト加工にお困りのお客様は是非お問い合わせくださいませ。