【旋盤屋社長の日常〜その4〜】

【旋盤屋社長の日常〜その4〜】

機械部品の総合請負について

【50年同じ工業団地にいるからこそ出来る対応】

当社ではここ数年、様々な装置の機械加工を1式でお引き受けするケースが増えています。装置の用途は様々ですが実績のある装置としてはタイルカーペット清掃装置の機械加工1式やバイク用シュミレーター装置の機械加工1式、梱包資材装置の機械加工1式など、お客様によってバラバラで使われる部品も多種多様。中にはサイズ的にも加工の難易度的にも当社で加工が出来ない部品等もあるため、工業団地内に協力を仰ぐケースも多く、工業団地に出入りするメッキ屋さんや熱処理屋さん等も含めて団地内10社を取り纏めて対応させて頂く装置もあります。

当社の工業団地における位置づけは一番サイズの小さい旋盤屋となっており、量的にも大量生産よりも少量多品種にシフトしていることもあって製缶や精密板金など溶接絡みの加工が多い工業団地においては小部品(と言ってもΦ300近くまで加工しているのですが。。。)を頼まれる位置づけになっているため、工業団地内においてはある意味で顔が利く存在でもあります。

同じ場所で50年と言っても近年は経営者が代替わりしていく中で、お互いがどのような加工を得意としているのか解らなくなっていた時期もありましたが、減っているとはいえ組合活動等を通じて経営者同士が顔を合わせる機会もあるため、世代の交代が進んだ会社同士が新たに仕事で繋がる関係が出来つつあり、頼むだけ、頼まれるだけの関係が多かったところ、当社のスタッフの若返りが進み勉強させて頂く機会も増えたことでスタッフ同士の交流が少なからず発生したことで、以前よりも風通しが良い関係が気付けているようにも思います。特に業種は違っても加工を通じて同じ工業団地にいるため、作るという点において話もしやすくなっています。

装置1式になると当社ではシャフト系の加工が増える傾向にあり、熱処理や研磨が必要な鉄系のシャフトや、食品系ではSUS304や316の研磨材を使用したり等多種多様なシャフトを自社では対応しており、付随する部品にはミスミやタキゲン等の既製支給品に追加工を施す加工も増加しており柔軟な機械加工を求められます。

総合請負とはいささか大風呂敷ではありますが、図面はあっても調達に難があるため依頼先にワンストップで頼みたいとお考えの方は当社のような会社をお使い頂くのも良いかと存じます。今回もご一読ありがとうございました。

 

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